池内恵の『書物の運命』読了。頭いいなあ。研究者ってなまじ頭がいいと逆に大変だったりするので、がんばってください、と言いたい。山田詠美の『風味絶佳』を読み始める。あー、あー。何か最早この域の「うまさ」にたどりついてしまうと、工芸品のような趣であるな。ということを書いていたのは高橋源一郎だったかもしれない。4時頃就寝。12時前起床。シャワーを浴びて出勤。の前に図書館に寄って、『我輩はシャーロック・ホームズである』『本の音』『終末のフール』『早稲田古本屋日録』を借りる。今日は仕事は大変でした。何か途中2時間分くらい記憶がない。へろへろしながら帰宅。
 大体1日1冊のペースで読んでいても、読む本は尽きるどころかますます増えていくばかりで、しかし、読む価値のある本はどれくらいあるのだろうと思った。まあ、価値とか好き嫌いとか言えるレベルの読者ではないので、何でもかんでも食いますが。
 あ、忘れてた。カポーティの『冷血』の新訳がもう文庫落ちするのですね。新潮文庫版、積んでるなあ……。まあ、次の次はそれでいいですよ。そういえば、カフカの『審判』もおもしろそう。池内紀が書いている『となりのカフカ』という新書も読んでみたい。がんばれじぶん。