2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ここ数日、体調が悪かったり仕事の苛々を引きずっていたりで本があまり読めなかったので、今日はそれを取り戻すようにごくごくと読む。多和田葉子の『ボルドーの義兄』とアラン・ベネットの『やんごとなき読者』がおもしろかった。次は、『ユダヤ警官同盟』…

数カ月の店頭でのお勤めを終え、我が家へ移籍させた新潮文庫のぬいぐるみを見て思うことは、なぜこれほどまでに生き延びづらそうなカラーリングなのだパンダは、ということです。数年前に芽生えたパンダ愛を着々と育んでいる自分ですが、根本的な存在に対す…

われわれは、という言葉が便利に感じられて戸惑う。以前嫌がっていたものに心地よさを覚えることはいつもむずがゆく、なんてとおいところにきてしまったんだろう、とひとごとのように思うばかりだ。歩いてきたのは自分なのに。われわれ、は、わたし、ではな…

踏んだり蹴ったりのしょっぱい一日。というか、踏んだり蹴ったり、は、踏まれたり蹴られたり、のほうが気分として正しいようなかんじね。でも、踏まれたり蹴られたり、は聞いただけで涙が出そうな切なさをかもしだすね。