ビデオテープを入れたら、中で絡まって、取り出すためにテープを切らざるを得なかった。そんな土曜日。ちなみにオダブツになったテープは我輩は主婦であるの最後のやつ。ああもう……。
 9時過ぎに起きて、洗濯をしアイロンをかけ、借りっぱなしだったDVDを探し、漢字の勉強をし、図書館に行って『課長』『車掌』『逃亡くそたわけ』を借りた。案の定夕飯を食べたら眠くなり、変な時間に寝てしまう。夜中は目が冴えて、目が見えなくなったら、ということを考えて心底肝を冷やす。考えたくないのに、見えなくなったら生活がどうなるか、延々と想像していた。失明は、今いちばん怖いことだ。
 『沼地のある森を抜けて』読了。どえらい話になってびっくりした。
 『新・ちくま文学の森 人情ばなし』から、タゴール「カブリワラ」、O・ヘンリー「多忙な仲買人のロマンス」を読む。