『犬神家の一族』読了。おもしろかった。次は『人面瘡』か。『宗教が往く』を読み始めたら、何故かずるずるとやめられなくなってしまい、寝るのが4時過ぎになってしまった。
 12時過ぎに起床。もあー、とした気分のまま昼食をとり、しばし猫と戯れたのち、図書館へ。マウンテンバイクが壊れたので、てくてく歩く。10分ちょっとの道のりを、この道を歩いて図書館に通うようになって20年近く経つのか……、と何となく感慨深くなりながら歩く。リクエストしていた『ジェイン・オースティンの読書会』を借りる。最近リクエストした本を借りて読んで返してまた別のリクエストした本を借りて読んで返しての無限ループに陥っていて、棚をゆっくり見ることもないし(見ても借りられないから)、滞在時間も5分10分とかで、これでいいのか、と思う。何が悪いかというと、返却期限2週間、リクエストした資料の取り置きは1週間、というシステムが悪いのです。しかしこれくらい追われないと読まないような気もするのだった。帰り道、日向を選んでぽつぽつ歩きながら、今後1週間の読書予定を考える。楽しい。
 無性におなかが空いたので鮭のおにぎりを作って、『宗教が往く』を読みながら食べる。さくさく読めるのに全然読み終わらない、何でだ!と思ったら、もともと分厚い上に2段組だからなのであった。前書きで延々と「何故小説を書くことになったか」を説明する松尾スズキだが、その理由に恥じない書きっぷりである。しかし眠い。寝る。起きたら8時を過ぎていた。
 まだ足りない。全然足りない。何も捨てたくはないのです。