佐藤正午『花のようなひと』を読む。自分が佐藤正午が好きな理由について少し考えてみるが、よくわからない。シニカルかつ真摯で、なおかつ「どうしようもない」感じが好きなのかもしれない。早く新作の長編が読みたい。『放蕩記』を再読しようか。
 図書館で、『きつねのはなし』『ひとがた流し』『あっぷあっぷ』を借りる。
 『「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?』を読み始めたら、ドーナツが食べたくなって困る。揚げたての、外側はカリサクで中がふわんのドーナツが。それにしても村上さんシリーズはたまらない。読んでると時々泣きそうになる。そしてカラ兄をもう1度読みたいと思うのに、なかなかできない。1日が30時間あったら……、あと6時間多く寝ちゃうだけだな。
 社割で、『ピカルディの薔薇』『マルドゥック・ヴェロシティ 3』ku:nelを購入。津原泰水の新刊だっちゃ。なぜラムなんだ。
 話を聞いてない、と言われることが多くて、あなたのそれは聞くに値する話ですか?とか、2秒で話はわかったので蛇足は右から左に垂れ流しですよ、とか言いたい気持ちは山々だけど、そういうのを抑えておとなしく聞くことができる/聞いているふりができるのが大人なんだと知った。落ち着きなさ過ぎて、全然こどもです。やってらんねえ!(こころの卓袱台をひっくりかえす)