降って湧いた休日。変わりに休日出勤するわけですが。何をしよう、と考えて、映画でも観ようかと思ったのだけれど、チェックしておいた映画はまだやっていないか時間が合わないか気分が乗らないか、だったので、id:popplesさんと退屈男さん*1が行っていた印刷博物館*2に行くことにしました。(お二方、はじめまして。いつも拝見しております)
 飯田橋の駅で降りててくてく凸版印刷まで。はしっこにあるのが印刷博物館。まず、1階の「日本とドイツの美しい本2005」を見る。テンション上がりまくり。ひとりで行ったので、よだれを垂らさんばかりに舌なめずりして、ドイツのかっこいい本を眺めまくりさわりまくり。本は、持ってめくるものなので、やっぱりさわれないと意味ないよね!ドイツ語が読めないのが残念だったですが、堪能しました。ひとつ、ものすごく好きなデザインの本があって、思い余って目録を買ってしまいました。思い出しただけでも、はわわー、となる、かっこいい本。あんな本が欲しい!
 地下に降りて、「近代印刷のあけぼの スタンホープ産業革命」を見る。印刷機かっこいい!すごい!活字かっこいい!すごい!とか頭悪いことを思いながら見ていたのですが、ほかに誰もおらず、学芸員とオレ、みたいな状況だったので、ちょっと緊張しました。でも、入場制限がかかって、前の人の肩越しに絵画を観るような展覧会(カルチャーセンターの講師と生徒が一緒に来ていて、講師が得意げに説明していたりすることがままある)は苦手で、ものすごい早足になってしまうので、ゆっくり見られてよかった。
 いやー、行って充電されました。展示は両方とも年明けまでやっているようなので、興味ある方は是非。ドイツの美しい本のほうは無料で見られます。お得。
 行き帰りで、津原泰水『ピカルディの薔薇』を読む。ああもうたまらない。どうしてくれよう。素晴らしかった……。
 じゃあこれからおでん食べます!