5日ぶりにお店に行ったら何だかひどいことになっていて、理由はわからなくはないのだけれどもその後片付けをする身になると呪詛の言葉しか出てきませんね。結局来週の木曜日まで休めませんがもうそんなことどうでもいい。このままだと今の店が心配すぎて分身しそうです。
 『きみのためのバラ』をようやく読んで、池澤夏樹良さそう、と遅まきながら気づきました。読み始めの宙吊り感が好き。何を読むときでも、ガイドがいたり見取り図があったりすればずっと飲み込みやすいけれど、それは理解しやすいということではない、と思う。小説は、目次さえ見ずに読み始めるのが、好きだ。
 好きなものを確かめるんじゃなくて、好きなものを見つけていきたい。いつまでも。