雨の日は己の心の狭さを痛感する。混み合った駅の連絡通路で傘を振って歩く人とか、電車の中で傘を巻いてない人とか、傘を入れるビニール袋が落ちてもそのまま行っちゃう人とか、ああもうゆるせない!そしてそんなちまちましたことを気にしている自分がいちばんゆるせない!
 先週はわりと仕事が楽だったので、この隙に、と思ってがしがし本を読んだ。おもにミステリなどを。期待してなかったがやっぱり講談社Birthはいまいちだった。早川書房の想像力の文学はいまのところどれもおもしろい。ああ、あと伊井直行の新刊がとっても良かった。おすすめです。
 今週は担当分野的に一年で最大の山がくるのだけれども、計画の時点で何というか、こう、いまひとつやる気が出ない感じではある。それにしても、夏の文庫のラインナップって、段々つまらなくなっていってる気がするなあ。新刊と名作以外で売れるものがあればいいんだけど……。