『くじ』と『電話男』読了。「純愛伝」のラストでうっかり涙ぐんでしまい、今まで何度読んでもそんなことなかったのに、と思った。SFマガジン最新号の飛浩隆菅浩江北野勇作を読んでから、『エムズワース卿の受難録 (P・G・ウッドハウス選集 2)』を読みつつ就寝。起きてまた読む。エムズワース卿のおばかっぷりがかわいらしい。知り合いにはなりたくない。
 病院へ行くのでシャワーを浴びてから新潮の最新号を持って出かける。電車の中で書評などを読み、病院では藤野千夜チェーホフを読む。『どうで死ぬ身の一踊り』が気になる。保坂和志が、「金のために書くことの楽さ」を書いていて、なるほどね、と思う。それにしても、意識がない人の隣で、読書などという自意識過剰な行為をするのは変な感じだ。
 帰りに桜餅を買う。桜餅は道明寺派。道明寺じゃないほうは何て言うんだろう。ちなみに餡子はこしあん派、落雁は口の中が干からびるから食べない派、シベリア(カステラにこしあんが挟まってるやつ)が和菓子かどうか迷う派です。
 好きな動物ベスト3は、猫犬コツメカワウソ。コツメが家で飼えるなら犬より上かも。というわけで、テレビに出ていたコツメを見ながら身もだえする。かわいいなあああ。サンシャイン水族館にもコツメたんいるのか。行くか。車の免許取れたら、南房パラダイス(コツメ好きの聖地)に行きたい。
 最近気がつくと窓が5センチほど開いていて寒いのですけれど、誰が開けているんでしょうか。