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ぬおお、ねむい。
『翻訳教室』を最後の1章を残して読み終えられず。2時前就寝。10時起床。ぼんやりしたり猫をさわっていたりしたら、時間がぎりぎりになってしまい、あわてて家を出る。藤本和子と柴田元幸のトークイベントに行きました。たいへん興味深かったし、おもしろくもあった。藤本和子さんが、小説というのは心の中で言語化されていないもの(柴田先生は、生の感情、と言っていた)をすくいあげるものだ、というような話をされていて、ちょっと感動する。あと、男は犬だ、と言っていた(グレイハウンドのように車線変更するから)。言語学者の田中克彦氏の話がちらちら出てきたので、著作を読んでみようと思う。読んでみようと思うと言えば、藤本和子訳の本も、今まで意識して読んでいなかったので(会場の物販で持っている絵本に遭遇してびっくりした)、流れを追って読みたいなあという気分。
その後、高田馬場まで移動して、飲み会に参加。いくつか本をいただく+貸していただく+貸していただく約束をする。年間に読める本はどうがんばっても300冊程度(それ以上読むのはプロかプロになるしかない人)で、これから何冊本を読めるのか、と考えると憂鬱になる、という話をしたり。終電で帰宅。